2025年12月3日
NHK番組で音楽療法による認知症治療の可能性を示唆する研究が、紹介されました。
11月15日に放送されたNHK番組「知的探求フロンティア」のテーマは、「ヒトはなぜ音楽を愛するのか」。番組の中で米国ノースイースタン大学サイキ・ルイ准教授が、行った研究が紹介されました。65才以上の高齢健常者に毎日1時間、8週間音楽を聴いてもらったところ脳の「内側前頭前野」が活性化したことがわかりました。この部位は、「他人のことを思いやり人の気持ちになって考える時に働く領域」で老化によって衰えやすく認知症で影響を受けやすい部位でもあり准教授は、「認知症治療に重要な意味がある」と述べています。
尚、番組では紹介されませんでしたが本研究論文では参加者の“好きな音楽”(パーソナルミュージック)ほど脳の変化が大きいことや音楽を介した感情刺激 → 注意喚起 → 記憶ネットワーク活性化という流れが、認知機能維持につながる可能性があり、特にアルツハイマー病前段階(プレクリニカル期)、主観的認知機能低下(SCD)、軽度認知障害(MCI)の予防的介入として有望という事述べられています。つまり音福士研修で皆さんが学ばれた内容が、本研究でも確認されたと言えます。





